フリーターと正社員の年収の違い
収入も安定していないし、将来的にも何も保障がなく、不安定なイメージがあるフリーター(責任のある仕事を任されることもありますが、雇用期間が長くなると人件費が高くなるため、解雇されることもあるようです)
とはいえ、フリーター(厚生労働省の定義では、15歳から34歳で「アルバイト・パート」で働いている人、もしくは、「アルバイト・パート」での仕事を希望している学生や主婦を除く人です)は時間的に拘束されず、、自由に働いてお金を稼ぐことが可能という一面もあります。
正社員になれば、ボーナス(その企業によって、支給する金額や支給額の算出基準は畭なっています)が支給されるハズ、月々お給料も安定しているのです。こと収入面をフォーカスしていると格差を感じますが自由と収入という面の比較考量が大事です。
実際、収入で会社員とフリーターでどれだけ年収の差があるのか?生涯収入ならどうだろう?
定年まで働き続けたとして、男性の場合、最終学歴によって若干差が出てくるのですが、大卒者で3億円、短大卒で2.8億円。女性(消費の鍵を握っているともいわれていますね)でしたら、大卒者で2.7億円、短大卒で2.3億円という結果が出ていました。では、フリーターともなるとどうなるのでしょう。フリーターの場合でも、職種や仕事の内容、勤続年数により違いると思います。
でも、大卒や高卒などと言った学歴とは関係なく、平均月収が15万円程度だとすると、生涯年収は約6840万円になります。一目瞭然、正社員とフリーターの違いで生涯年収にも約2億円弱の差が出てしまうのです。勿論、フリーター(フリーアルバイターともいいますが、その定義は曖昧です)には退職金などもあってないのです。正社員の場合なら、強制的に給料から厚生年金(きちんと納付していないと、給付が受けられません)を引かれてはいるものの、月額で19万円程度は受け取ることが出来ます。
一方、フリーターだったら、国民年金のみになるので月額5〜6万円程度しか受け取ることができません。以上のように、将来的には見てもフリーター(責任のある仕事を任されることもありますが、雇用期間が長くなると人件費が高くなるため、解雇されることもあるようです)と正社員の差はハッキリと出てきてしまうのです。中高年となると社会的信用とか家族の面倒とか自由とは異なる意味で正社員でないと困る事が多いでしょう。収入だけが全てとは言いませんが、やはり正社員になりたい・・・